中国茶をネットで販売する企業は多い。
しかし日本人の中国茶に対する知識はそれ程多いとは言えない。サントリーがペットボトルの烏龍茶を販売して以来、中国茶といえば烏龍茶と思われている方も多い。中国には烏龍茶と呼ばれる青茶以外にも、緑茶・白茶・黄茶・紅茶・黒茶・花茶と様々なお茶がある。
烏龍茶も当時より台湾の凍頂烏龍茶や福建省安渓の鉄観音が有名であり、ネット販売も専門店もどちらかというとこれらのお茶を主に扱うお店が圧倒的に多い。
たまたま私が広東省で出会った鳳凰茶も青茶の一種であり、その香りのバラエティの多さに興味を持ち、潮州にある茶工場に何度も通ったので、ネット販売をするのなら鳳凰茶をメインにおいて特化しようと考えていた。
2003年に広州でお茶の品評会が有り、私もそれに参加したのだが、その際に一番離れがたくなったのが、武夷岩茶のブースであった。
武夷岩茶は、福建省の武夷山市(武夷山という山はない)で取れる青茶の一種で、代表的なもので大紅袍・鉄羅漢・白鶏冠・水金亀などあるが、こちらも鳳凰茶同様非常に興味を持ったものであった。
その後武夷山市を訪れる機会が有り、出店していた工場へ出掛けていったが、そこには下目黒に店を出す「岩茶房」さんのサインが有った。(岩茶房さんは、恐らく日本でも珍しい岩茶専門店である。)
日本で「珍珠茶館」という中国茶ネット販売の会社より、販売する中国茶のセレクトを依頼された時も、もちろん鉄観音やプーアル茶を販売するものの、中国茶通好みのセレクトを行なった。そして鳳凰茶や武夷岩茶を多く扱う店舗となった。
お茶の世界は、人や食と同じで「一期一会」である。今日飲んで本当に美味しいと感じたものを、次に探せるかというと非常に難しい。だから烏龍茶は鉄観音のみと思わず、是非色々な中国茶を試していただきたいと思います。
現在評茶師としての勉強中である。年内には、資格を取りたいと考えている。私も更に良いお茶葉を探して中国各地を訪れたいと思っています。
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